2010 年 12月 のブログ

 

注目の即興ギターリスト林谷祥宏


12/26にBar Issheeにて林谷祥宏さんのお誘いでDUOをやらせていただきました。

凄まじいスピード次々にでてくる展開、アイデア、切り口、センス、音量差、音色の変化、パッション、勢い、音の太さ、潔さ、思い切りの良さ、切れ味の良さ、音の若さ、どれも素晴らしいポテンシャルをもっているのではと感じております。私と結構、根本的なアプローチは似通っていると感じております。なので非常に共感できる所が多々あります。DUOの際はアイデア重視、スピード感重視の短時間集中型となりました。

林谷さんですが、即興演奏でライブをし始めたのは、1年ほど前からのようで、まだライブの経験はそれほどはないようです。そこがまた面白い瞬間で、経験を積んでしまったからこそ見えなくなった盲点、できなくなってしまった事を容易く、軽々とやってしまっているように思えます。今後、いろんな方面で活躍されるのではないでしょうか。そして、今この瞬間の林谷祥宏さんの面白さを体感しておくのをお薦めします。今の林谷さんの演奏凄いすよ。この瞬間は逃さない方が良いと思います。個人的はベテランの方と積極的に共演する事によって更にそのもっているポテンシャルを広げていけるように感じております。林谷さんのような方が次世代の即興演奏の在り方を変えていくのではないでしょうか。今後の活動も注目したい所です。

画質、音質とも悪いのでちょとニュアンス伝わり難いですが、12/26のDuoの動画があります。ライブで聴かないとその凄さが分からないのは言うまでもないですね。

http://bit.ly/frub5k

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注目の即興ギターリスト林谷祥宏


名古屋駅の新幹線側の出口から歩いて3分の所にロジウラのマタハリ カフェがあります。

アジアンフードを中心にしたメニューと映画や音楽の情報も沢山あって、音楽好き、映画好きな方々も,テレビ、ラジオの業界の方々もよくやってくるスペースでもありますね。

お店は藤井郷子オーケストラ名古屋でもサックスを吹いていただいてる武田信吾さん、元劇団員でもあり映画、音楽ファンでもある美尾りりこさん夫妻がやっております。

開店しばらくしてからソロやDUOなどの小編成のライブも行ってきております。その内容も濃くて、大友良英、大熊ワタル、巻上公一、鬼怒無月、 佐藤芳明、佐藤研二、不破大輔、梅津和時、多田葉子、関島岳郎、、坂本弘道などなど日本を代表する方々が出演しております。それもお二人の人徳でしょう ね。音の響きもよくて気持ちよく演奏できるスペースでもあり、またマタハリに集まってくるお客さんもとても音楽を純粋に楽しんでいる方が多いので、ライブ の雰囲気がおのずと良くなっていきます。至近距離で生々しい音を聴けるというのも魅力の一つですね。

基本はカフェ営業で運営していて、そこに来られるお客さんにライブの紹介をしたりして、口コミベースでお客さんを広めていくといった理想的なス タンスをとっていらっしゃいます。ミュージシャン目当てではじめてマタハリにライブできたお客さんがカフェ営業の時にも、来るようになったりと、お店と出 演者の関係性もお互いに広がりをもらせる事ができていて素晴らしいのではないでしょうか。

私もこれまでに鬼怒無月さん、大熊ワタルさん、近藤直司さん、沖至さんとの共演でお世話になっております。

そんなCafeロジウラのマタハリ 春光乍洩も来年7月に10周年を迎えます。本当におめでとうございます。そしてその10周年を記念したライブがTokuzoで2011年7/18(祝)に 行われる事になりました。きっと武田さん、りりこさんらしさが全面にでたあたたかくて面白い企画となることだと思います。私も今から陰ながらじわじわと盛り上 げていければとよいなと思っております。

Cafeロジウラのマタハリ 春光乍洩HP
http://www.cafematahari.com/

Twitterでも沢山つぶやいてます。これも面白いです。
@mioririko

りりこさんのmixi
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=1248460&from=navi

食べログ 名古屋駅 カフェで検索すると1位か2位におります。
アクセス数も92,024もあります。凄いですね。
http://r.tabelog.com/aichi/A2301/A230101/23004174/


お店の雰囲気がわかるYoutube動画

http://www.youtube.com/watch?v=i_YezaxonBk


マタハリライブ情報

2011年1月16日(日)
滝本晃司ソロ「冬の路地裏」

ご存知元たまの滝本さんです。たまの映画もまもなく公開されますね。

2月11日(金)
佐藤研二ソロ
元マルコシアス・バンプ、現在は、ソロ活動とともに、ROLLYと組んだバンド「THE 卍」や、数多くのレコーティング、ライブのサポートで超人気のベーシスト。

このお二人に共通する点はイカ天出身という事でしょうか。実は私はイカ天が流行っていた頃は沖縄に住んでいたので、番組を一度もみた事なくブームを体感してませんでした。

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注目の即興ギターリスト林谷祥宏


ライブPAオペレータの7つのステップ考えてみました。皆さんのご意見聞かせてください。

1.PA機材の全体像を理解し、イメージ化できている。マイク、マイクスタンド、ケーブルの種類の知識がある。

2.グライコの31帯域の周波数の音の特定を把握して、音と周波数のイメージが繋がっている。
ハウリングしないようにフロントチューニング、モニターチューニングできている。
各楽器のゲインを適切にとれている。チャンデバの設定が適正にできている。
各チャンネルのPEQ、HPFの使い方が適正である。

3.基本ロックバンド編成のバランスがスムーズにとれる。

4.楽器の違いによってEQ、リバーブ、ディレイ、コンプ、ゲートなど主要なエフェクターを使用して
音作りをバンドの特性楽曲に応じて使いわけれる。

5.あらゆるジャンルにおいて、最終的な音を瞬時にイメージできる。
外音、モニターとの関係性、リハと本番の音の変化をある程度予測できて事前にシュミレートできる。

6.ミュージシャンの出したい音を的確にイメージ共有でき、スムーズに対応できるアプローチを数多く
持っている。

7.ミュージシャンから信頼を得られていて、出演者も尊敬し、照明、関係スタッフとの意思疎通が十分
とれて、いいチームを組む事ができている。

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注目の即興ギターリスト林谷祥宏


ライブにおけるPAの役割とは何でしょうか?

私は出演者が表現しようとしている音楽を、ベストな状態で演奏できる環境をつくる事であると捉えております。いい音を出すというよりは、いい環境つくりに焦点を置いております。そして出演者が意図している音のイメージをPAを通してお客さんに伝えるというのが主な役割だと考えてます。

私にとっていい音とは、エネルギーレベルが高く、感情に訴える影響が大きい音と考えていて、それは、演奏者がその人らしさを最大限に引き出している結果(=いい演奏している状態)として自然とでてくるものであると思ってます。

PAでつくる音が良くても、出演者がやりにくい状況で演奏していると、いい音楽を引き出しているとはいえないでしょう。いい演奏ができる環境が整っていれば自ずと音楽もよくなっているはずです。いい音はいい演奏の後にやってくるものなのでステージの中の環境は非常に重要であると、そして小規模クラスのPAオペレーターでフロントからモニターを返すシステムをとっているならば、モニターの音に70%、外音に30%のエネルギーを費やすくらいが丁度よいのではないでしょうか。

いい音よりもいい演奏の方が遥かに人の感情を揺さぶるエネルギーがあるはずだと捉えてます。お客さんもいい音よりもいい音楽を聴きにきているはずだと捉えてます。PA主体で音を作っていくのではなくあくまで演奏者がやりやすい環境を優先するのが良いのではないでしょうか。一般的にいい音ではないにしても演奏者本人が気持ちよく演奏しているならばそちらを優先する方が結果としていい音楽に繋がると考えます。

PAの準備にあまりに時間がかかりすぎて、演奏者が待ちくたびれたり、リハーサルの時間が少なくなったりしている環境は、本末転倒ですよね。サウンドチェックは可能な限り短くするのが良いのではないでしょうか。それには入念な仕込みと経験、知識が必要だと思います。そして、様々なシュミレートも事前にしておく事も重要です。いかに入念に仕込みをするかにどれだけエネルギーを費やすか、具体的には主にフロントとモニターのチューニングに重点を置く事が重要である考えてます。

PAオペータの存在を感じさせなくするくらいにリラックスして自然に演奏しているというのがベストな状態ではないかと考えております。演奏者も、お客さんもPAがあたかも無い様ような錯覚おこすような気持ちになっているのが、そういった状態であると言えるのではないでしょうか。
演奏者としていろんなスペースで演奏もさせていただいて、PAオペレーターと出演者の関係性を両面からよく考えるのですが、やはり、いい音楽を引き出すという所にフォーカスしていれば、出演者との関係も自ずとスムーズになるのではないかと痛感しています。そしてPAという役割の重要性を再確認しております。

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