練習に対するアプローチ
2011/04/29
練習する際のアプローチとして、大きく二つに分けられると思います。
一つは足らないものを、無くしいく。もう一つは出来ている事、得意な
事を引き伸す。私は後者を最優先し、これからやりたい事にとって必要
なものであれば、足らないものを長期的なビジョンをもって練習するよ
うにしております。マイナス面を無くすのではなくプラス面を足してい
くというイメージですね。音楽には完成系もなければ、人それぞれの視
点、好みがあります。むしろ練習しなくても自然にできている事を伸ば
した方が、より影響力のあるエネルギーをもった音を作りだせるのでは
ないでしょうか。出来る事も個性ですが、できない事も大きな個性とな
りえる重要な要素だと思っております。自分にないものはそれを補って
くれるメンバーに委ねる事によって、音のフローを作り上げる事ができ
ると思います。今ある自分のままで最大限にだせる音を追求する事の
連続として、自分なりの音に磨きをかけていくというのが私と音との
関わり方の基本となってます。
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